パピコの備忘録

本、漫画、アニメの感想など。

山田尚子監督「たまこラブストーリー」

映画「たまこラブストーリー」をアマゾンプライムビデオで見ました。少し感想を書きます。

 

 

あらすじ

 恋愛ベタなたまこともち蔵の青春物語です。東京の大学に行くことを決意したもち蔵は、たまこに告白をします。しかし、たまこは、なかなかその気持ちを受け止めることができません。たまこは、自分の気持ちを考える中で日常の景色が少し違って見えてきます。自分と自分の周りの気持ちを知り、たまこは、少し大人になるのです。

 

もち蔵

幼馴染に思いを馳せるもち蔵は、たまこに会うと自分の気持ちを隠してしまいます。たまこの母が亡くなってからもち蔵は、人一倍たまこのことを気にかけていました。たまこを支えるためには、もち蔵自身の気持ちを隠すしかなかったのです。しかし、東京の大学に行く前に、自分の気持ちを伝えようとします。これは、自分の気持ちを押し込めてきたもち蔵の本当の気持ちであり、わがままなのです。そして、東京に行くことを今度は、たまこに応援してもらいたいのです。もち蔵は、たまこに想いを告げ、たまこの返事を待ちます。

受け止めた想い

たまこは、もち蔵の想いを聞き、なかなかそれを自分の中で受け止めることができないでいました。そんなたまこは、初めて自分の気持ちと向き合います。母が亡くなってから、たまこも、自分の本当の気持ちをもち蔵と同様に隠してきました。そして、母と父、商店街で暮らす人や友人の気持ちを考える中で、たまこ自身の気持ちを見つけ出します。そして、ラストシーンに向かいます。

まとめ

たまこともち蔵の心情を脚本と演出で見事に描き出しています。もちろん、作画もずば抜けているので、素晴らしいの言葉につきます。こんな感じの清々しい王道青春アニメを見ると気持ちが浄化されます。