パピコのブログ

本、漫画、アニメの感想など。

聲の形 1,2巻の感想

パピコです。単行本の聲の形の1,2巻を読んだので、感想を書きます。

 

聲の形は、週間少年マガジンで連載されていた漫画で、アニメ映画もされているので知名度も高い作品です。この作品の作者大今良時さんは、同じくマガジンで「不滅のあなたへ」という作品を連載中です。この作品は、最近マガジンを買い始めたので読んでいます。斬新な設定と世界感、予測できない展開に毎週読むのを楽しみにしています。

 

聲の形については、映画が話題になったときに見ようとは思っていましたが、ひねくれ者なので注目されていた分、逆に見る気がなくなってしまいました。そのときは、耳が聞こえない女の子との青春物語なのだろうと思っていました。でも、不滅のあなたへを読んでみて改めて興味を持ちました。なぜ興味を持ったかというと、不滅のあなたへを書いている作者がただの青春漫画を書くはずがないと思ったからです。

 

 

聲の形(2) (講談社コミックス)

聲の形(2) (講談社コミックス)

 

 

いざ読んでいると予想どおりただの青春漫画ではなかったです。1巻は、丸々プロローグです。主人公石田の小学校時代、耳の聞こえない少女西宮との出逢い、そして石田が西宮にしてしまった罪とその罰が描かれています。2巻は、高校生になり別れていた石田と西宮が再会して石田小学校時代の贖罪を始めます。

自分が持っていた聲の形の印象は、もっとのんびりしたいい話だったのですが、読んでみてびっくりしました。小学校時代に主人公である石田が、西宮に対してしたこととそれ取り巻くクラスメイトや先生の生々しい描写は、想像していたものとは正反対でした。自分は、いじめっ子でもいじめられっ子でもなかったけど、遠巻きの一人感じでした。

持っていた印象とは違ったが、不滅のあなたへと同様にとても続きが気になります。特にキャラクターの考えていることが良い意味なかなか読めないので、もっと続きを読んでキャラクターの考えていることを知りたくなります。続きを読んだらまた感想を書きます。