たまには新書を読んでみよう
読書といったら小説だったですが、少し新書にも興味が湧いてきました。
そのきっかけを書きます。
最近の趣味
大学に入学してからゲームばかりしてきました。
でも、他にもやりたことができたので、ゲームとはしばらく距離をおいてみようと思いました。
その結果、本や漫画を読む時間が増えました。
漫画は、単行本を週に3冊ほどと週間少年マガジンを毎週読んでいます。
本に関しては、年明けから週に小説を一冊くらいを目標に読んできました。
そのおかげで、とても遅い自分の読書のスピードも多少早くなったし、何より小説を読むのが楽しくなりました。
以前も小説は読んでいたけど、長期の休みに1,2冊読めばいいとこで、日常的に読んでいたわけではありませんでした。
どんなに忙しくても小説を読むことで、自分を客観視できるし、とても気分転換になります。
ブックオフでの立ち読み
不要になったゲームを売りにブックオフに行きました。
そのとき、なんとなく新書のコーナーに行って、なんとなく新書を手に取り立ち読みしました。
すると、さくさく読めてしまいました。
今まで、新書って小難しい印象があったのですが、実はそうでもないみたいです。
ただ単に読書力というか、国語力というか、忍耐力というかが足りてなかっただけでした(笑)。
20代の中盤に差し掛かって、こんなことを言っていることに羞恥を覚えますが、今気づいてよかったです。よかったよかった(汗)。
ブログのネタとして
自分のブログでは、小説や漫画、アニメの感想が書いてきました。
でも、違うことを書いてみたいなと思ってきました。
拙い文章ですが、その物語を要約し自分の感想を書くというのは、結構時間がかかります。
一方で、時間をかけた割には、自分の意見をかけていないような気がします。
そこで、何か他のことでブログを書いてみようと思うですが、全然書けません。
まあ、単純にネタ不足なのかなと思って、今話題なことをネットで見つけて書いてみようとしてもいまいちピンと来ませんでした。
だって、ネットで話題なことって、話題なだけあって意見で尽くしてる気がするし、そこに割って入ろうという気もしません。
じゃあ、新書を読んで自分の意見を書いてみたら、面白いかも。
ちょっとやってみます。
まとめ
ここまで書いてといて新書にどんなものがあるのかも知らないので、今から本屋と図書館に向かいます(笑)。
では、よい週末を。
小林有吾「アオアシ」第4巻
「アオアシ」第4巻を読みました。
あらすじ
新入団生だけで紅白戦をします。そこで、葦人の弱点が露見します。葦人は、弱点を克服しようと必死に練習します。その練習に不良富樫が付き合うくれることになるのだが…
個人戦術
ユース2軍を率いる伊達は、葦人が個人戦術を持ち合わせていないことを見抜きます。個人戦術とは、
「選手達がフィールド上で自ら思考して最良手を探り、試合状況に合わせて自分のプレーを変えていくこと。」-p.73-
のことらしい。要は、選手個人が主体的に考え、行動することみたいです。
確かに個人戦術って高いレベルの試合になればなるほど重要になってくる印象があります。一方で、能力が高い選手になってくるとそれが疎かになってくるイメージです。能力高くて個人戦術も高い選手って日本人だと誰なんだろう。遠藤、長谷部とか?まあ、日本代表の選手は、みんな該当するか(笑)。
スパルタリーゼント
なんだかんだ不良富樫は、良い奴で葦人の個人練習に付き合ってくれます。スパルタだけど。富樫の立ち位置は、見た目は不良だけどサッカーのことに関しては、努力を惜しまない真面目な奴って感じでしょう。自分は、こういうわかりやすいキャラが好きです。これからも葦人と絡むことが多そうなので期待です。
まとめ
ユースでの生活が始まって、葦人はいきなり困難に直面します。これから個人戦術を身につけ1軍で活躍できるのか!?
小林有吾「アオアシ」第3巻
「アオアシ」第3巻を読みました。セレクション後のお話です。
あらすじ
葦人は、地元愛媛でセレクションの合格通知を受け取ります。葦人の母、紀子はユース合格に複雑な想いを抱きます。そんな母の想いを胸に葦人は、東京CEユースに入団します。
母の想い
東京ECユースの合格を知った紀子は、急に葦人が遠くに行ってしまうような喪失感を覚えます。しかし、紀子は葦人の強い想いを目の当たりにし、ユース入団を認め、応援することにします。葦人は、
「楽させてぇんだよ!母ちゃんに!プロのサッカー選手になって活躍したら、金を稼げる。(中略)だから、とにかくプロになる!絶対!!」-pp.35-36-
と言って東京に旅立ちます。
まだ高校生入学前の中学生なのにえらいなー。最近の漫画で、こんだけはっきりと金を稼ぐためにサッカーをすると言っている漫画は珍しい気がする。
ユース入団式
ユース入団式に出席した葦人は、ジュニアユースから昇格生(9名)とスカウト生(1名)と出会います。唯一のスカウト生である富樫は、会場に遅刻し、さらにバイクで乗り付けるというとんでもない不良です。どうやら昇格生とは、因縁がある様子。
ジュニアユースから昇格生にとってもユースは、特別な場所です。彼らは彼らなりの苦労があってユースに昇格しています。そういう部分も今後描かれたりするのかな。
まとめ
正直、プロチームのユースというのが身近でないので、入団式が親同伴っていうのが普通なのかそうでないのかがわからなかったです。ユースは部活と違ってお金もかかるし、寮生活する人もいるぐらいだから、親は心配ですよね。
若林正恭「社会人大学人見知り学部 卒業見込」
若林正恭「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読みました。最近、オードリーのオールナイトニッポンを聞くようになったことと熱愛報道をきっかけに若林さんのことを少し知りたくなったので読みました。
あらすじ
人見知りであるオードリーの若林さんが社会に感じる疑問や考え方を綴ったエッセイです。
若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。 -amazon より-
日常生活でのボケとツッコミ
日常生活で物事を批評し揶揄することをツッコミ、それを受けることをボケとするなら、おそらくツッコミでいるのが心地よいでしょう。
若林さんは、人見知りで日常生活のツッコミ役を長い間担当してきました。ツッコミでいることが心地よいからです。一方で、そんな若林さんは、こんなことを考えました。
大学の学祭に参加せず、バーベキューに行かず、誕生日会を開かれるのを拒む。全部、突っ込まれたくないからではないのか? 出る杭を拒み続けて、ツッコミ続けた挙げ句、死の直前に何も楽しんでいなかったなんてことに気付く大ボケ、全然笑えない。 -p.200-
突っ込まれることを恐れて何もしないでいると死ぬとき、後悔するのではないか。ボケて突っ込まれるような人生の方が楽しいのではないか。
自分もツッコミ側の人間です。無駄に騒いだりはしゃいだりしている同年代を遠巻きに眺め批評しているような人間です。でも、最近はそうもいかなくなって来ました。というのも、勉強会や研究会で人の前で発表をする機会が増えたからです。今までは、人の前で発表するのは、苦手だからと逃げてきました。一方で、人前で自信を持って発表をできる人が同年代にたくさんいることに今になって気づきました。彼らは、自分が散々ツッコミ続けできた人でした。そんな彼らは、突っ込まれることを臆さない人たちです。それは、人の性格も大きな要因であるとは思うが、自分は、それだけではないと思うのです。ただやってこなかっただけなのです。突っ込まれることにビビり何もしてこなかった人間と勇気を持って行動してきた人間では、差ができて当然です。
そんな感じで人生をツッコミ側で過ごしてきた同年代は、おそらくたくさんいると思うのです。大学や新社会人というのは、そんな自分を変える最後のチャンスのような気がするのです。だから、少し勇気を出して行動をしてみたい。突っ込まれてもいいからボケてみたいと思うのです。
社会に参加すること
若林さんは、2008年のM1以降での身の回りの変化で、社会に参加することについてある答えを見つけます。社会に参加することは、そこまで難しいことではなかったということです。今まで若林さんは、結果を求められるのが社会だと考えてきました。でも、M1グランプリの総合2位という結果を残しても、それ自体に本当の価値がなかったのです。それは、ただのきっかけで、社会で必要とされる自分の自己ベストを更新し続けることだったのです。
これからも、結果は出たり出なかったりするだろう。だけど、自分にできることは常に過程を紡ぐことだけだ。そう。社会なんて自己ベストを更新していくだけでいいという自信さえあれば自由に参加していい場所だったんだ。 -p.219-
自分も結果が出せない歯がゆい思いを最近しているですが、案外結果というのは、重要ではなく、その取り組みまでの過程が重要なのだろう。過程というのも日々の自己ベストの積み重ねで気張る必要なんて全くなかったのです。
まとめ
なんとなく若林さんのことを知りたくて読み始めたのですが、共感できることが多く、勇気をもらえました。大きな目標よりも日々の積み重ね、自己ベストを更新を目指した今日も頑張ろう。
テレビゲームをやめてみる
大学に入ってから一人暮らしを初めて周りの視線もなくなりテレビゲームにハマっていました。アクションゲームやRPG、FPSなどいろいろな種類のゲームをしてきました。でも、最近自分の将来やゲームとの付き合い方を考えることが多くなりました。そこでちょっとまとめます。
ゲームをした後の虚無感
最近自分がしているゲームは、いわゆるFPSというので、オンラインで戦うゲームです。一度始めると、3時間以上は軽くやってしまいます。冷静に考えるとやばいですねw。時間の浪費は置いといて、1年前くらいは、それでもゲームが好きで楽しい気持ちが大部分を占めていました。最近では、一概にそういうわけにはいかなくなってきました。ゲームをした後、虚無感に襲われます。また、時間を浪費してしまったとか、この時間を有効に使うべきだとか、いろいろ考えてしまいます。
FPSが教えてくれたもの
自分がハマったFPSは、2つあります。1つ目は、バトルフィールド4です。これは、24人対24人の48人対戦のFPSのです。このゲームは、高校生のころから好きなYouTubeの実況者さんが実況していて、それをきっかけにハマりました。2つ目は、オーバーウォッチです。これは、6人対6人の12人対戦のゲームです。このゲームは、esportsを前提に作られたゲームでチームワークが勝負の鍵を握っています。最近では、公式のプロリーグが誕生し、一般的なスポーツのプロリーグさながらの盛り上がりを見せています。
この2つのFPSゲームで2つ学んだことがあります。1つ目は、忍耐力です。対戦型のオンラインゲームでは、負けたことを他人のせいにしてしまします。そこで、いわゆるトロールプレイ(味方に迷惑をかける行為)をする人がいます。そんな中にいて自分もキレそうになったことが何度かありました。でも、いつしかキレずにオンラインゲームをできるようになりました。人に迷惑をかけるような人がネットにたくさんいるけど、自分はそうならんとこみたいな。仏の気持ちみたいなものです。2つ目は、無力さです。6対6や24対24のオンラインゲームをやっていると自分のプレイで戦況を変えるみたいなことがどんだけ難しいかを知ることできました。結局は、それぞれがそれぞれの役割をこなすことが重要で、スタンドプレイはいらないのです。そんなことを学びました。
ちょっと距離をおく
ゲームを卒業しようと思います。とりあえず、ゲームを売ってきます。PS4は、ブルーレイ再生機とプライムビデオなどの動画をみるために使えるのでとっておきますが、ソフトの方は、売って来ます。昔と違って趣味も増えたし、勉強もそろそろしないといけないので、ゲームとは少し距離を追いても良いような気がします。
まとめ
今までも結構ゲーム断ちは、試みてきたのですが、長続きしませんでした。今回は、ブログに書いてしまったので、頑張ってみようと思います。応援よろしくお願いします。
山田尚子監督「たまこラブストーリー」
映画「たまこラブストーリー」をアマゾンプライムビデオで見ました。少し感想を書きます。
あらすじ
恋愛ベタなたまこともち蔵の青春物語です。東京の大学に行くことを決意したもち蔵は、たまこに告白をします。しかし、たまこは、なかなかその気持ちを受け止めることができません。たまこは、自分の気持ちを考える中で日常の景色が少し違って見えてきます。自分と自分の周りの気持ちを知り、たまこは、少し大人になるのです。
もち蔵
幼馴染に思いを馳せるもち蔵は、たまこに会うと自分の気持ちを隠してしまいます。たまこの母が亡くなってからもち蔵は、人一倍たまこのことを気にかけていました。たまこを支えるためには、もち蔵自身の気持ちを隠すしかなかったのです。しかし、東京の大学に行く前に、自分の気持ちを伝えようとします。これは、自分の気持ちを押し込めてきたもち蔵の本当の気持ちであり、わがままなのです。そして、東京に行くことを今度は、たまこに応援してもらいたいのです。もち蔵は、たまこに想いを告げ、たまこの返事を待ちます。
受け止めた想い
たまこは、もち蔵の想いを聞き、なかなかそれを自分の中で受け止めることができないでいました。そんなたまこは、初めて自分の気持ちと向き合います。母が亡くなってから、たまこも、自分の本当の気持ちをもち蔵と同様に隠してきました。そして、母と父、商店街で暮らす人や友人の気持ちを考える中で、たまこ自身の気持ちを見つけ出します。そして、ラストシーンに向かいます。
まとめ
たまこともち蔵の心情を脚本と演出で見事に描き出しています。もちろん、作画もずば抜けているので、素晴らしいの言葉につきます。こんな感じの清々しい王道青春アニメを見ると気持ちが浄化されます。
卒業論文を終えて…
なんとか卒業できそう
先週、卒業論文発表会というのがありました。そもそも、卒業論文であまり成果を出せなかったので、発表するのがとてもしんどかったです。でも、審査の方は、なんとか突破しました。めでたしめでたし。
卒業論文を書いてみて
研究室に配属されてから、別にサボっていたつもりはなかったのですが、いざ卒業論文を書いてみると、自分の無知を思いさせられました。もちろん、成果が出せなかったのが一番大きいのですが、研究に関わる知識をしっかり理解できていないことを痛感しました。理論に隠れた数学的背景だったり、最近の研究の動向だったりは、一朝一夕で調査できるものではないので、日々の積み重ねが本当に重要です。
これから
大学を卒業してからは、大学院に通います。今回の卒業論文では、悔しい思いをしたので、修士論文までには、しっかりとした研究成果を出せるように日々精進したいと思います。ブログに関しては、読書やアニメ、漫画だけでなく、もっと多様な話題について書いてみたのでお付き合い頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。