パピコのブログ

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小林有吾「アオアシ」第1巻

 「アオアシ」第1巻を読みました。友人がおすすめしていたので、TSUTAYAでレンタルして来ました。

アオアシ(1) (ビッグコミックス)

アオアシ(1) (ビッグコミックス)

 

 あらすじ

中学最後の大会で暴力を振るい退場させられてしまった葦人。葦人が退場したせいでチームは負けてしまいます。そんな葦人のもとに東京のクラブユースの監督がやって来きます。監督は、葦人をクラブユースのセレクションに誘う。そして、葦人はほとんど合格者が出ないと言われるセレクションに挑みます。

葦人の能力

主人公であるの葦人は、ピッチにいる22人の位置を把握する能力を持っています。FWである葦人は、その能力を使ってこぼれ球を奪取したり、相手の守備のズレを突いたパスを出すことができます。超能力を持つ一部のスポーツマンガと比べた地味だけど、これからが楽しみになる設定だと思いました。

監督との出会い

葦人をセレクションに誘った東京シティ・エスペリオンのユース監督は、将来を期待されながら、怪我で現役を引退した元有名選手です。ジャイアント・キリングの達海みたいだと思いました。結構、立ち振る舞いとかも達海みたいな感じがあります。

セレクション

セレクションは、有名中学・ユースのトップ選手が集まります。それでも、例年、セレクションでは、ほとんど合格者が出ません。各選手がユースに入るために必死に自分をアピールします。7対7のミニゲームでは、自分のアピールだけを考えるのではなく、チームでの連携を考える必要があります。葦人は、自分の能力でその状況を強引に打破します。この試合で少しキャラ一人一人の性格がわかってきます。自分は、チームをまとめようとする大友栄作が気になりました。栄作の今後に期待です。

まとめ

「人間は考える葦である」というパスカルの言葉が突然出てきて笑いました。絵も好みだし続きを読むのが楽しみです。